1. フォントで印象は激変する！
デザインにおけるフォントの役割は、文字情報を伝えるだけではありません。
フォントは「声のトーン」や「雰囲気」を表現する道具。
同じ内容でも、フォントを変えるだけで読み手の印象が大きく変わります。
2. まず覚えたい！フォントの基本分類
| 分類 | 特徴・印象 | 使いどころの例 |
|---|---|---|
| 明朝体（Serif） | 端にヒゲがあり、上品で落ち着いた印象 | 書籍、高級感のある広告 |
| ゴシック体（Sans-serif） | 太さが均一で、力強く読みやすい | ポスター、Webバナー |
| 手書き風・筆記体 | 柔らかく親しみのある印象 | 挨拶状、雑貨ロゴ、カフェメニュー |
| デザイン書体 | 個性的・ユニーク | タイトルやイベント用にアクセントとして |
3. フォント選びのコツ【初心者向け3選】
✅ 1. 用途と雰囲気を合わせる
チラシなら「目立つ・読みやすい」ゴシック系、結婚式の案内なら「上品」な明朝や筆記体など、目的に合った印象を選ぶのが基本です。
✅ 2. 使うフォントは基本「2つまで」
１つのデザインアイテムに使うフォント数が多いと情報量が多すぎてバラバラな印象に。
タイトル用と本文用で、2種類までに抑えるのが鉄則です。
✅ 3. 和文・欧文でバランスを取る
英語表記も入れる場合は、日本語と相性のいい欧文フォントを選びましょう。たとえば「Noto Sans JP」＋「Roboto」など。
4. 使いやすい無料フォント例（初心者向け）
| 名前 | 特徴 | 入手先 |
|---|---|---|
| Noto Sans / Noto Serif | Google公式。多言語対応で美しいバランス | Google Fonts |
| 源ノ角ゴシック | プロ仕様の読みやすい日本語フォント | Adobe Fonts |
| はんなり明朝 | 柔らかく女性的な印象。和の雰囲気に◎ | フォントダウンロードサイトなど |
5. 最後に：フォントは「伝える力」
フォントは、読みやすさ以上に「伝えたい雰囲気を表す表現の一部」。
「なんとなく選ぶ」から「意味を持って選ぶ」ようになるだけであなたのデザインは見違えるほど伝わりやすくなります。
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