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解像度や画質のおはなし

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いまは昔と違って手軽に写真撮影ができるようになりました。編集も簡単に、公開も素晴らしく早くなりましたね。

そんな中、プロとして仕事をする上ではsnsに公開するのとは全く異なります。最終工程を考慮せずに現状の見た目だけで作成してしまってはお仕事にはなりません。

そこで、今回は画像の質に直接関わる解像度についてを中心に簡単に解説していきます。

画像?写真?

そもそも画像と写真は異なります。画像は光の情報をデジタルに置き換えた像のことで、写真は光の情報を紙に写した物。しかし、一般的にはデジタル上の物でも写真と呼ぶことがあります。これは、デジタル画像をほぼそのまま使用するか素材として使用するかによるものだと思います。素材の場合は画像と呼ぶことが多いですし、画像を元に少し色補正する程度の場合や特に被写体がある画像の場合にデジタルでも写真と呼ばれることが多いです。

解像度とは

解像度とは、1インチあたりの画素数を数字にした画像精度のことです。私たち日本人はmmやcmが基準ですが、デジタルの世界ではinchが基準になります。

例えば、webの場合は1インチあたり72個〜144個の画素が必要になります。印刷の場合は350個が基準です。もちろん使用サイズの状態で解像度を見なければなりません。

解像度の高低は、実寸サイズの大きさではなく、1inchあたりの画素数によります。極端な話、1inch(25.4mm)あたり10,000ppiと100inchあたり100ppiは同じことになります。

1inch=10,000ppi

25.4mm=10,000ppi

2540mm=100ppi

上記の通り、サイズ(幅と高さ)と解像度が変わっても上部にある画像サイズも寸法(ピクセル数)も変わっていないことがわかります。しかし、実際に作業する際は、デタラメなサイズに無理やり高解像度にはせずに、原寸サイズ(使用サイズ)の状態で適用解像度にするのが原則です。

あとで、リサイズしたりするが現時点ではリサイズ後のサイズがわからない場合は、少し大きめのサイズに設定します。解像度は出力に適した数値で固定するのが一般的です。

ppiとdpiとlpi

解像度には、主に3つの表現が存在します。デジタルの時の解像度を表す単位はppi(ピクセルパーインチ)です。印刷はインクがドットなので印刷解像度の場合はdpi(ドットパーインチ)を使用。スクリーン印刷や新聞などの線を解像度にする場合はlpi(ラインパーインチ)。

どれも解像度に変わりはありませんがそれぞれ表現が異なります。デジタル(ppi)が高精度でも出力(dpi)や網点(lpi)が低精度であれば結果は低精度になります。

画質の良し悪し

画質の良し悪しは解像度を含む情報量です。結果、見た目にも影響を与えます。画質を一度悪くしてしまうと戻すことや良くすることはできません。

白トビと黒つぶれ

撮影時や編集時に注意したい1つに白トビや黒つぶれがあります。色の世界では崖のようなものです。撮影時はカメラの設定で、編集時は編集アプリの機能を使って崖が出来ているか確認することができます。

撮影の基本

撮影の基本はいろいろありますが、画質の面からして言うなら見た目は関係なく光の情報量とそのバランスです。

画像編集時の劣化

編集すればするほど劣化、つまり色の情報が消えたりバランスが崩れたりします。ですので、編集時は極力劣化やバランスも考慮する必要があります。

jpgとRaw

スマホやコンデジでは、基本jpg保存されます。jpgとは、他とはまた違った特殊な圧縮ファイルで、扱いやすく軽いのが特徴ですが、本格的な撮影・編集となると情報量と見た目の結果の面でRawと比べるとかなり劣ります。

以下の写真は、同時に撮影できるモード<Raw+jpg>で撮影して色編集など一切していない画像です。一見、jpgの方が少し鮮やかに見えます。Rawは、全体的にくすんでますね。

jpg

しかしながら見るべきは、プレビューではなく右上のヒストグラムです。ヒストグラムを見るとjpgよりもRawの方が色情報が明らかに多いです。

Raw

実際にこの2つを色編集しても両方ともいい感じにはなります。大きく変わるのは、コントラストの激しい風景や商品・人物撮影の際です。

HDR

HDRとは、ハイダイナミックレンジと言って、幅の広い明暗の撮影ができます。カメラでは明るいところで暗いところを見ると黒つぶれしやすく、暗いところで見る明るい場所では白つぶれしやすくなります。そこで、カメラ内で3枚の露出を変えた撮影をします。そして、いいとこ取りをして1枚に合成することができます。

最近は、スマホでもHDRで撮影することができます。簡単な設定なのでスナップ撮影にこだわっている方は、ぜひHDR設定を。

 

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